日立　石油ストーブ　OVC-421

昭和40年代のストーブです。初代アラジンストーブ（15型）のコピーと言われており芯の上げ下げをするハンドルが水平ではなく垂直に着いています。構造的に複雑な機構になり具合が悪かったのか、以降のモデルは一般的な水平ハンドルに改められます。この辺りの事情は本家アラジンも同様で替え芯もアラジン15型が流用できます。巷に「和製アラジン」等と謳われるストーブは多いですが、個人的にはこれこそ元祖アラジンコピーだと思います。芯は替えてからあまり燃焼させていませんし、マイカ窓も一度新品に交換したので当面の間大丈夫だと思います。一点だけ垂直ハンドルのモデルなので一般的な水平ハンドルのように無理やり操作すると芯の固定（留め具）が外れることがあります。慣れればコツをつかみ問題ありませんが、そういう意味でちょっとだけ玄人向きのモデルです。ただ頑丈なので機構的に壊れることはないと思います。

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